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社会が求める新たな教育

2025年10月16日開催

第一部 AI時代を牽引する人材育成

第二部 探究学習の教授法

開催背景

AI時代に求められるのは、技術と人間性を兼ね備えた次世代の学び

AIやデジタル技術が社会を変革する時代に、教育にはこれまで以上に大きな使命が課せられています。必要なのは、知識や技能を超えて「未来を切り拓く力」を備えた人材の育成です。本セミナー「社会が求める新たな教育」では、その方向性を「技術」と「人間らしさ」という二つの視点から掘り下げます。

第1部では、「AI、デジタル時代を牽引する人材」をテーマに、生成AIやデータサイエンスを活用できる力をどのように育てるかを議論します。産業界や大学での先進的な取り組みを紹介し、次代の人材像を具体的に描きます。

第2部では、「探究学習」を取り上げます。新学習指導要領で重視される「主体的・対話的で深い学び」という観点を背景に、探究活動を通じて個人と社会の幸福をどう結びつけるかを考えます。教授法や学校現場の実践を交えながら、学びが生徒の生きる力へとつながる具体的なアプローチを示します。

セミナー概要

  • 開催日程 2025年10月16日(木)
  • 開始時刻:13時00分 (受付開始:12時30分、終了:17時00分予定)
  • 会場:学校法人先端教育機構 2号館・地下セミナールーム+オンライン
  • 受講:無料
  • 定員:会場70名(事前予約制・先着順)
  • 対象:大学・専門学校教職員(主に第一部)、高校教職員(主に第二部)
  • 主催:学校法人先端教育機構 月刊「先端教育」編集企画部
  • 協賛:ブリタニカ・ジャパン、Shift AI

第一部 AI・データ社会

主な受講対象者:大学・専門学校教職員

生成AIやデータサイエンスなど、急速に進化するテクノロジーは、社会構造と人材に求められる能力を大きく変えています。本セッションでは、東京大学でAI研究と教育に携わる三宅先生を迎え、デジタル時代に必要とされる人材像を学術的視点から提示します。AIが得意とする領域と限界、人間が担うべき役割を整理しつつ、教育現場や産業界における人材育成の方向性を議論します。

  • 東京大学 三宅教授
  • SHIFT AI
  • コンカー

  • コクヨ

第二部 探究学習

主な受講対象者:高校教職員

「探究学習」を取り上げます。新学習指導要領で重視される「主体的・対話的で深い学び」、当初は何となくやってみる「探究」だったところから、入試や社会スキルといった、人生設計に大きく影響する分野として「探究」が重視されている状況背景に、探究活動を通じて個人と社会をどう結び付けるかを考えます。教授法や学校現場の実践を交えながら、学びが生徒の生きる力へとつながる具体的なアプローチを示します。

  • 経済産業省
  • ブリタニカ・ジャパン

講演者

教育の未来を展望するにあたり、学術的知見と政策的方向性の双方から論じることが不可欠です。本セミナーでは、その中核を担う二人のキーマンが基調講演に登壇します。第1部では、東京大学においてAI・デジタル領域の研究と教育を先導する 三宅先生 が、急速に進展する技術環境下で求められる人材像と教育の課題を提示します。第2部では、経済産業省 商務・サービスグループの 柳端様 が、探究学習およびウェルビーイングを重視する政策の意義と方向性を示し、教育現場への具体的なインプリケーションを論じます。

三宅先生_東京大学

三宅 陽一郎 氏

東京大学 特任教授
ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。博士(工学、東京大学)。2004年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。東京大学生産技術研究所特任教授、立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京大学先端科学技術センター客員上級研究員。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、人工知能学会編集委員会副委員長・シニア編集委員、情報処理学会ゲーム情報学研究会運営委員。『大規模デジタルゲームにおける人工知能の一般的体系と実装 -FINAL FANTASY XVの実例を基に-』にて2020年度人工知能学会論文賞を受賞。
経産省_写真

柳橋 幸裕 氏

経済産業省 商務情報政策局 商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室 企画官

福島県会津若松市出身

1995年福島県教育委員会採用。県立高等学校教諭として勤務。福島県教育センター指導主事、福島県教育庁高校教育課指導主事を経て、福島県立会津学鳳高等学校教頭として勤務。2021年に好調に承認し、福島県教育庁高等教育課主任指導主事、主幹として勤務し、福島県の教育施策の推進などに従事。2025年4月より経済産業省教育産業室企画官。

協賛企業

受講者の声

多くの受講者が「実務にすぐに役立てられる学びが得られた」と評価しています。セミナー全体の受講満足度は4.2(2025年8月時点)を記録し、教育者・行政関係者・企業の人材育成担当者から高い支持をいただいています。

教育委員会も巻き込んで視聴したい。

非常に有意義な内容だった。まずは自学教員全員に視聴させ、自学でも取り組みを進めたい。また私が、山形県の教頭会に所属しており、教育委員会も巻き込んで、アーカイブを視聴させ、県全体でも取り組みを活性化できるよう進めたい。  「GIGAスクールフォーラム 第2回 端末配備完了後の課題と学習環境整備」参加/お電話より

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山形県立高等学校 教頭

部署全員で視聴・研修としても活用したい.。

カーボンニュートラル・DXを推進するうえで町長より情報収集せよ、との指示があり参加希望。部署全員で視聴予定で、そのような視聴は可能か。このような研修をぜひ引き続き案内して欲しい。  「環境省登壇・ゼロカーボンシティ宣言後に必要な脱炭素社会に向けた取組とは」参加「宮坂副知事登壇・官民共創で進める自治体業務DX」参加/各者問い合わせ・お電話より

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神奈川県 町役場 企画政策課/生活環境課